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小田原市 タナ障害の予防法

タナ障害の予防は膝関節のケアに努めて充実した生活を送ること

太ももの骨である大腿骨・スネの骨の脛骨・お皿の骨の膝蓋骨で膝関節は構成されていて、大腿骨と脛骨の間にはクッションの役割をする半月板という軟骨があります。
また膝関節は、外側から関節包と滑膜といった2つの膜で保護されていて、この膜の中には滑液で満たされているのです。
それから滑液が満たされている空間のことを関節腔と言って、その滑膜の中央部分くらい滑膜ヒダがあります。
このヒダはちょうど物を載せる棚のように見えることから、この部位をタナと呼んでいて膝関節の中に4つ存在しているのです。
膝蓋上嚢と膝関節を分ける膝蓋上滑膜ヒダ、多大腿脛骨関節を内外に分ける膝蓋下滑膜ヒダがあります。
また、膝蓋上嚢の外側から膝蓋骨外側縁を通る膝蓋外側滑膜ヒダ、膝蓋上嚢の内側から膝蓋骨内側縁を通って膝蓋下脂肪体に付着する膝蓋内側滑膜ヒダで4つになるのです。
胎児が母親の胎内にいる時にヒダは一時的に作られるもので、出産後の約半数の胎児はヒダがなくなり、半数はヒダが残るといわれています。

激しいスポーツや体をハードに動かす仕事などで、膝を限度を超えて曲げ伸ばしを繰り返すと、タナ(滑膜ヒダ)が膝蓋骨と大腿骨の間に挟まるのです。
それにより大腿骨の内側顆骨とタナが擦れて、タナの一部が盛り上がって太く硬くなると、炎症を起こして痛みや腫れなどの症状が膝関節に生じます。
この疾患がタナ障害と呼ばれるもので様々な種類があって、大腿骨にかかっていないとパキパキ音が鳴りませんが、タナが大腿骨にかかっている場合にはパキパキ音が鳴るのです。
タナも太くて1本の場合や2本に分かれているものがありますし、タナの真ん中に穴が空いているものもあります。
また、タナが太く盛り上がっている場合もあれば、逆にタナが薄く幅が狭い場合もあるのです。

タナ障害は、先にも触れましたが膝を打撲したり、膝の屈伸を多くおこなったりするスポーツ・仕事などで発症する疾患です。
またスポーツや仕事以外にも体質的にタナが厚く大きい人もいて、それにより症状を引き起こしやすくしていることもあります。
それからオーバートレーニングなどで太ももや下腿の筋肉が緊張していると症状が強く出たりするのです。
主に発症しやすいスポーツとしては、ラグビー・格闘技・野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール・陸上競技・マラソン・山登り・テニスなどがあります。
ちなみに発症する年代は10歳~20歳代の若者が多くて、男女差については女性の方が男性よりも多く発症するのです。

タナ障害の予防法としては、主な原因から考えてスポーツや仕事を休息すること、個人の能力を極端に上回るオーバートレーニングをしないことです。
また、膝関節や足全体の柔軟性を高めるために、ストレッチや柔軟体操を実行することも予防として有効になります。
それからトレーニング後の念入りなストレッチや入浴を行うことや、十分な睡眠を取ることも予防法につながるのです。
このように膝関節のケアに努めて充実した生活を送ることを心がけることが大事になります。

 

 

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