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小田原市 三角繊維軟骨複合体に起こる捻挫

三角繊維軟骨複合体に起こる捻挫がTFCC損傷

TFCCとは、Triangular FibroCartilage Complexの略で、Triangularは三角の、Fibroは繊維、Cartilageは軟骨、Complexは複合体といった意味があります。
つまり、これらをまとめて日本語にすると三角繊維軟骨複合体となるのです。
このTFCC(三角繊維軟骨複合体)は骨ではなくて靭帯や半月板のような軟部組織で、母指側の腕の骨である橈骨、小指側の腕の骨である尺骨、8つある手根骨といった手の骨の間にある小さな組織になります。
そして、このTFCCには手首の外側にかかる衝撃をクッションのように吸収する役割と、手首自体を安定させる役割の2つがあるのです。
ここの部分に生じる捻挫で特に酷い症状をTFCC損傷と言うのですが、手関節は少々複雑な構造をしているので、問診・触診・X線写真で骨・靭帯・腱・腱鞘・筋肉・神経に問題があるのか判断する必要があります。
ちなみに、痛みなどが軽いと単なる手首の捻挫と診断されるだけです。
ただ産後の女性で関節が緩くなっている時期に、抱っこなどの育児や家事で手首を繰り返し曲げ伸ばしして酷使すると、手首を痛めてしまうことが多いので注意が必要と言えます。

主な症状としては、手首を小指側にひねる動作をした時に、手首の小指側に痛みが生じることがあります。
また痛みが発生した際にカチカチと手首からクリック音がするといった症状になるのです。
例えば、立ち上がろうとして手をついた時に、手首に痛みが発生したり、ドアノブを回してドアを開けようとした時に手首に痛みがでたりするのです。
また、手首を動かすと痛み以外にカチカチとクリック音がなるといったこともあります。
それから手首に痛みを感じてから時間が経過しても痛みが取れないといった症状が見られたり、痛みを感じる部位を冷やしたり湿布を貼ったりしてもなかなか状態が変わらないということもあります。
さらに、酷いケースでは腫れがみられたりすることもあるのです。

TFCC損傷が発生する原因としては、バイクや自転車の運転中に転倒することにより、手首に強い衝撃が加わり発症するものがあります。
具体的には、手を強く押されて倒れてしまうケースや、ハンドルを握っている時に強く手のひらを返す動きがあるものなどです。
また、ドライバーなどの工具を繰り返し使うことで、手首に負担がかかってしまったり、テニスなどのスポーツで手首を酷使してしまったりすることも原因として考えられます。
それから年齢を重ねることにより手首周りの骨が変形してしまって、普通ならかからない負担がかかってしまうことも発症につながる原因として考えられるのです。
いずれの原因にしても自分で改善することは難しいことなので、しっかりと専門家の施術を受けられることがおすすめと言えます。
ちなみに、病院や整体院・整骨院などで実施される治療は、外傷や使いすぎで痛めたTFCCを固定して症状を和らげるものです。
具体的には、症状の度合いに合わせてギプス・サポーター・テーピングなどが用いられます。

 

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