小田原市 恥骨結合離開の症状
【小田原 恥骨結合離開の患者様】
院長コメント:
【恥骨結合離開の症状と原因】
恥骨結合離開とは、主に妊娠や出産などにより骨盤の前下部の恥骨の結合部分が離れてしまう症状です。
恥骨の結合部分が離れてしまうことで、炎症が起きてしまい強い痛みを伴います。
著名な自発痛や圧痛を発生してしまい、場合によっては歩行困難になってしまうこともあります。
骨盤というのは、妊娠することにより生理的に緩んだ状態になってしまいます。
その緩んだ状態が大きい場合や巨大児の出産、狭い骨盤の妊婦さんの場合に発症しやすいといわれています。
以下のような症状がある場合は、恥骨結合離開の可能性が考えられます。
・妊娠中から恥骨に痛みを感じる
・出産後歩くと恥骨に痛みが出る
・出産後起き上がる時に恥骨に痛みが出る
・恥骨に痛みがあり横向きに寝ることができない
・くしゃみをすると恥骨に響いて痛みを感じることもある
恥骨とは、おへそからまっすぐ下に向かっていくとある、硬い部分です。
その部分にこのような症状がある場合は、恥骨結合離開の疑いがあります。
恥骨結合離開の痛みは、妊州15週以降に起こる傾向があります。
妊娠中からずっと痛みを感じる人がいれば、分娩後に痛みがなくなったという人もおり、その人により症状の出方は全く違います。
軽度な場合は、産後2か月程度で自然に回復します。
重症な場合は、産後数か月経っても痛みが残ってしまう場合もあります。
恥骨結合離開の診断方法は、レントゲンによる所見で判断します。
ただし、通常のレントゲン撮影でも恥骨融合の開きが確認されない場合もあります。
その場合、立って片足を立てた状態でレントゲンを撮ると、恥骨結合離開が発見される場合があります。
【恥骨結合離開になった場合の日常生活の注意点】
恥骨に痛みがあって恥骨結合離開かなと思ったら、以下のような生活習慣を心掛けていくと良いでしょう。
痛みが軽くなり、改善までの期間を縮めることができますよ。
・重い物を持たない
重い物を持つ時は恥骨に力が入るので、恥骨の痛みが軽くなりません。
重いものは他の人に任せて、極力持たないように心がけましょう。
赤ちゃんを抱っこする時は、恥骨に負担を掛けないような姿勢で行うと良いですよ。
長時間の歩行を避ける
長時間の歩行も、恥骨に大きな負担を与えてしまいます。
歩かないといけない時は、極力少ない距離になるよう工夫をしましょう。
・開脚などの運動は避ける
女性はストレッチなどで運動をする人が多いですが。開脚の運動をすると恥骨人大きな負担をかけてしまいます。
極力開脚運動は避け、恥骨に負担を掛けない運動をすると良いでしょう。
・脚を開いて座らない
脚を開いて座ると、恥骨に負担をかけてしまいます。
膝をくっつけて座るように心がけて、立ち上がる時も膝をくっつけたままで立ち上がるようにしましょう。
・横座りはしない
女性独特のお姉さん座りといわれている横座りは、恥骨に負担をかけてしまいます。
横座りはせず、正座か足を伸ばして座るようにしいましょう。
いかがでしたでしょうか。
妊娠すると起きやすい恥骨結合離開ですが、恥骨に負担をかけない生活習慣で緩和させることができます。
恥骨痛は想像以上に辛いので、せめて痛みが軽減するように心がけましょう。
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