小田原市 仙腸関節障害の治療
【仙腸関節障害の症状や原因】
仙腸関節というのは、骨盤の骨の中にある仙骨と腸骨の間にある関節です。
繰り返しの負荷や不用意な動作によって、関節に微小な不適合が発生した状態が、仙腸関節障害です。
腰痛や臀部の痛み、下肢の痛み、しびれの原因となります。
年齢関係なく男女問わず発生してしまうといわれていますが、生理や妊娠を経験した女性に多く発生する傾向が多いです
仙腸関節は、女性の方が関節服運動が大きいというのが、女性に多い理由といわれています。
また、彼により骨癒着が起こりやすくなるため、加齢により発生してしまう割合も増えます
以下の状態により、発生しやすいといわれています。
・出産後のママ
・片方の足に負荷や荷重を掛けることが多い女性アスリート
・腰椎すべり症などで腰椎の手術を受けた人
・尻もちやつまづいたりなど、外力を受けた直後から仙腸関節のまわりに痛みが発生する
仙腸関節障害は、以下のような症状が発生します。
・体を前屈したり後屈すると痛みがでる
・長時間同じ姿勢でいるとジンジン痛みがでる
・常にジンジン痛みを感じたり、痛みが発生している時間が長い
このような症状がみられる場合は、仙腸関節障害の疑いがあるので早めに専門医の相談をしましょう。
仙腸関節障害の診断は、画像のみの診断は困難といわれています。
患者さんの痛みの部位を確認するためのテストを行い、最終的に仙腸関節部分に局所麻酔を行って痛みがどれだけ軽くなるのかで、判断をします。
【仙腸関節障害の治療】
仙腸関節障害の治療は、以下の方法で行っていきます。
・安静
軽度な状態の場合は、痛みが取れるまで安静にします。
患部に余計な負担をかけないよう、極力動かずおとなしく過ごします。
軽度な場合は、安静だけでもかなり良くなります。
・鎮痛剤の投薬
痛みがかなりある場合は、消炎鎮痛剤を使って治療を行います。
飲み薬や注射で、痛みを緩和していきます。
・骨盤ゴムベルトの着用
安静と併用して、骨盤ゴムベルトで固定して症状を緩和させていきます。
専用のゴムベルトじゃないと効果が出ないので、専門医に相談をして適したゴムベルトを使ってケアしましょう。
ゴムベルトを付けるだけでも、固定されることで大分楽になります。
・仙腸ブロック注射
仙腸関節への注射は、確定診断のために欠かせない治療の主軸となります。
数回の注射で、症状が緩和する人が多いようです。
・関節の固定手術
重症な場合は、関節部分の固定手術を行います。
近年アメリカで開発された簡便な手術があり、世界的に注目されています。
固定手術は、よほど重症じゃないと行いません。
いかがでしたでしょうか。
仙腸関節障害はただの腰痛と思われてしまうことが多いようですが、放置しておくとどんどん悪化してしまいます。
今後の生活に大きな負担を与えてしまうこともあるので、症状が出ている場合は専門医に相談をするようにしましょう。
初期段階であれば保存治療で改善するので、楽に治療ができますよ。
小田原市 仙腸関節障害の治療なら、「福元鍼灸整骨院」にお任せください。
