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小田原市 分離すべり症

【すべり症とは】
すべり症とは、腰椎の椎関節部分が壊れてしまい、前後に骨がずれてしまう症状です。
すべり症は、大きく分けて以下の2つの種類があります。

・分離すべり症
背骨というのは本体自然なカーブがあるのですが、それが前や後ろに移動してずれてしまった状態です。
それにより、個々の背骨を繋げている部分が分離してしまう状態です。
骨の成長時期や激しいスポーツを行っている人で、腰をひねったり反らす動作を多く行うことにより、疲労骨折をしてしまうことで分離すべり症となってしまうようです。

・変性すべり症
変性すべり症は、分離すべり症のように個々の骨の分離はありません。
老化により骨と骨の間にある椎間板が変性することの原因により、ずれてしまった状態です。
老化により発生するので、中高年を中心に発生しやすい症状です。
特に、60歳以上の女性に多く発生しやすい症状です。
若い頃は筋肉や靭帯が元気なので、腰椎を支える力もあるのでなりにくい傾向があります。
その外、姿勢が良くないなどの生活習慣の悪さも原因となって、発症してしまうこともあります。

すべり症の症状は、以下が挙げられます。

・慢性的な腰痛
慢性的な腰痛が大半で、痛くなったり痛くなくなったりします。
また、夜間に腰痛も特徴的であり、横になると楽に納まるイメージがありますが、すべり症は横になった時に縦方向に重力がかからなくなることで、すべった部分が逆に不安定になり、痛みが発生してしまう場合があります。
特に、寝がえりを打った際に強く痛むというケースもあります。
痛みが出る場合がばかりではなく、自覚症状がない場合もあります。
激しい痛みはないので、治療をせずそのまま放置してしまう人も少なくありません。
放置していて慢性化してしまい、痛みが取れにくくなり重症化してしまうのが、よくあるパターンです。

・下肢の痛みやしびれ
すべり症で腰椎がずれることで、脊柱管が圧迫を受けて狭くなってしまい、神経に刺激を与えてしまい下肢にしびれや痛みを発生させてしまうことがあります。
腰には下肢に向かう坐骨神経痛が出ているので、坐骨神経痛が出る場合があります。
お尻やふともも、ふくらはぎ、足首などの坐骨神経に沿った部分に症状がでます。

・続けて歩けない
すべり症では脊柱管狭窄が起きるので、続けて歩けない症状が発生してしまうことがあります。
5分ほど続けて歩くと、脚が痛くなったりしびれたり歩行困難になることがあります。
少し休憩することで、また歩けるようになります。

【すべり症の治療方法】
すべり症の治療方法は、薬物療法と手術があります。

・薬物療法
薬物療法は、非ステロイド性消炎鎮痛薬やアセトアミノフェン、オピイド鎮痛薬、等が使われます。
痛みが重度の場合は、神経と神経の周辺に局部麻酔をして、痛みを軽減させる方法もあります。

・手術
すべり症の手術には、2つの方法があります。
1つは除圧術といい、圧迫されている部分の背骨などを切除します。
もう1つは固定術といい、除圧術に加えて変性した椎間板を取り出して適出した部分に自分の骨や人工物を移植して固定します。

いかがでしたでしょうか。
すべり症って、放置しておくと大変なことになってしまいます。
軽度の状態で治療やケアをして、重度な状態にならないようにしましょう。

 

 

小田原市 分離すべり症

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