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小田原市 椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアの治療にはどのような方法があるのか?

上半身を支える背骨の中でも最も大きな荷重を受け持つのが腰椎で、同時に可動性も大きいことから、どうしても椎間板の障害を起こしやすい部位と言えます。
そのひとつとして椎間板の線維輪に亀裂が入って、内部の髄核が飛びたすことで神経組織を圧迫し、様々な症状を引き起こしてしまう椎間板ヘルニアというのがあります。
通常、激しい腰痛と片側の下肢痛・しびれ感を引き起こしますが、疼痛やしびれ感の部位については圧迫される神経で違ってきます。
また、神経症状の強い場合には障害神経の支配筋に運動麻痺を生じることがあって、圧迫による完全な運動麻痺の回復は困難になるので注意が必要です。
有病率は人口全体の約1%とされていて、好発年齢については20~40代で比較的若い人に多くみられる疾患です。

この腰椎に起こる椎間板ヘルニアの治療としては、手術をしない保存療法と手術をする方法の2つに大きくかけることができます。
手術をしない保存療法の一つとなる安静治療とは、患部を動かさないようにすることで症状の進行を食い止めるものです。
患部を温めることにより筋肉の凝りをほぐして、収縮した血管を緩めて血液循環を促す治療が温熱療法で、ホットパックや赤外線照射などがあります。
ただ患部に炎症が発生している場合は、温めることで痛みが増すので注意が必要です。
冷湿布と温湿布を用いて治療するのもひとつの方法で、冷湿布は炎症を鎮めるために使用しますし、急性の腰痛にも効果があります。
温湿布は温熱療法と同様に血行を促進したり、コリをほぐしたりすることに使用されますが、ヘルニアによる腰痛や下肢のしびれ・不快感は湿布は効果ありません。

理学療法としてマッサージが実施されることもありますが、ヘルニアが原因の場合はマッサージだけで治療することはできなくて、あくまでも痛みに対する対症療法となります。
鍼治療も理学療法のひとつですが、マッサージと同じく根本的な治療はできなくて、痛みを軽減するための対症療法と考えた方が良いです。
投薬治療には、飲み薬によるものと注射で注入する方法があって、飲み薬としては非ステロイド抗炎症薬が良く用いられます。
また、痛みが起こることで筋肉が弛緩して固くなることもあるので、その場合には筋肉弛緩剤と一緒に処方されるケースもあります。
痛みが強い場合には、患部に直接注射することで薬を注入して痛みをブロックする方法が実施されることもあります。
薬を注入する場所によって神経根ブロック・硬膜外ブロックと呼ばれて、主に用いられる薬はステロイド剤や局所麻酔剤です。
その他には、腰椎や椎間板が押されたり潰されたりしていることが原因なので、引っ張ったり伸ばしたりして治療する牽引治療が行われることもあります。

こうした保存治療などでも椎間板ヘルニアの改善が見られずに、痛みやしびれに耐えられない場合には手術が検討されます。
手術には直視下・顕微鏡下・内視鏡下といった方法があって、最近ではレーザーによる治療方法が注目されていて、患者への負担は切開手術と比較して大幅に軽減できます。

 

小田原市 椎間板ヘルニアの治療なら、「福元鍼灸整骨院」にお任せください。

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